当社が手掛ける幅広い事業において、共通しているのが「安全品質への取り組み」です。
ISO9001認証取得をはじめ、安全・品質に関する専門機関の設置や毎月の報告会実施、会社全体の安全・品質を守るための仕組みづくりを積極的に行うなど、社員全員が取り組める仕組みづくりで、安全品質の向上に努めています。
当社では、安全品質を守る専門機関として「安全品質保証室」を設置しています。各事業部に対して、実際に現場で取り組む活動内容を具体的に計画作成させ、安全品質保証室はその進捗確認とバックアップ・フォローをする役割を担っています。
トラブルが起こってからではなく、発生する前に防止する「未然防止」の活動がメインで、特にリスクアセスメントの取り組みに注力しています。万が一、トラブルが発生した場合には「再発防止」の取り組みとして、是正処置要求書を発行し、徹底的にトラブルの原因を追究させて、不具合対策を行います。
また、運送・倉庫・人材・飲食、全ての事業部が情報交換をする場として、毎月1回報告会を開催することで、会社全体の安全・品質を守っています。
新人教育や各種技能研修はもちろん、安全衛生・品質管理に関わるあらゆる分野の教育を各現場で定期的に行っています。また、社員一人一人の職種やレベルに合った教育ができるように、安全品質保証室が当社独自の教育資料作りも行っています。そのほか年に1回、全社から約20チームが参加する「QCサークル大会」を開催しています。そこでは、各チームが1年間かけて行う業務改善活動について発表し、優勝を競い合います。チームが団結して活動することで、社員一人一人が学び、考え、実践するという意識向上に繋がっています。
運送業者として二酸化炭素(CO2)の排出量削減に努めるために、エコドライブの推進や省エネに取り組んでいます。また、本社敷地内の事務所、整備工場、倉庫の屋根には太陽光発電機を設置しており、自然エネルギーの利用によって年間約160,000kgのCO2削減に貢献しています。
環境向上を図るために各地の事業所周辺や公園、河川など地域清掃活動を定期的に実施しています。今後も全従業員が一丸となって地域の皆さまの共の美しい街づくりに努めて参ります。
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
株式会社日商は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
健康の維持は人々の生活の基本構成であり、衣食住と並んで生きていくうえで必要不可欠のものです。当社では野球やマラソンなど、スポーツに参加する機会を積極的につくることで、従業員の健康維持に取り組んでいます。また、当社が運営するフィットネスジムでは、鍛えるだけでなく運動を習慣にすることを目的としたメニューを取り揃え、従業員へ活用推進を行っています。
当社の「夢を抱いて輝こう」という活動理念は単なる精神論ではなく、違う価値観や生い立ちを持っているさまざまな人たちが生き生きと働ける環境にして、それぞれ相応しいポジションについてもらい、自分らしく輝いてほしいという願いからきています。多様性を大切にした雇用の創出を目指すことで、性別や年齢に関係なく、誰もが働きがいのある人間らしい働き方ができる職場づくりとキャリアアップ形成支援を行なっていきます。
2021年より、障がい者就業支援を目的とした水耕栽培事業をスタート。こちらの事業では「農福連携」をテーマに障がい者の方たちが生き生きと働ける職場の提供を目指し、県や市・学校と連携しながら事業推進を行っております。また、障がい者の方たちが作った野菜を地元のスーパーマーケットに出荷したり、水耕栽培施設の見学会を開催するなど、地域社会とのつながりや信頼を大切にしながら、地域社会の発展と住みやすいまちづくりに貢献してまいります。